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トップ > コラム記事一覧 > 季節と身体の関係。 > 自律神経の乱れ。

自律神経の乱れ。

 今年の8月は例年と違い、気温の上下動が非常に激しいです。7月後半からオリンピックが終わる頃まではいつもの酷暑とも言うべき暑い夏でした。カナダのバンクーバーやギリシャでは50度に迫ろうかという異常な気温となり、今年の夏も東京で40度を超えるとすら思っていました。

 しかし先日から続く大雨のせいか8月15日の終戦記念日に東京の午後の気温が20度を記録しました。半袖ではもちろん寒く、カーディガンでも着ないと寒い気温となりました。8月で20度になるなんて誰が想像できるのかと思う位、異常な気温です。

 例年の夏ですと東京は35度を超え熱中症の注意が呼びかけられ身体もしんどい季節となります。1日中エアコンをつけっぱなしにしていないと、命の危険すら起こる大変な気温でした。それが20度となれば、秋の気温に近いものですから熱中症の心配もなく、むしろ快適に過ごせる気温であり身体も楽な状態でした。

 当然このまま秋に突入してくれるわけでもなく夏の30度に戻ります。夏の暑さも身体には大変ですが、もっと大変なのは気温の上下動なのです。人間は「何度だから暑い」とか「何度だから寒い」と感じるよりも前日との気温差を重視するみたいです。

 一般的に言われているのは前日より5度超えると暑く感じ、5度下がると寒く感じると言われています。夏でも前日が35度で今日が30度なら涼しく感じて、冬なら前日が10度で今日が15度ならあったかく感じるようです。

 それは身体の自律神経が外の気温を感じて体温を調整しているからです。日々同じような気温ならば、夏は夏で冬は冬で、身体も暑かろうが寒かろうが楽なのです。それは身体の体温のコントロールが前日と一緒ですからそんなに変えることがないのです。

 しかし前日と5度近く違うならば身体はそれに合わせるために体温をコントロールしなくてはいけません。その身体の体温をコントロールするのが体内の「自律神経」です。

 8月に20度を記録するような気温ならば身体の自律神経もフル回転して体温をコントロールしていかなければいけません。そうなれば充分身体はダルく感じたり疲れやすく感じるものです。ご自身では気づかないうちに目まぐるしい位のスピードで身体の内部が調整されるのです。自律神経が乱れるのは当然と言っても構いません。

 自律神経の乱れは身体の色々なところを不調にしてしまいます。軽い運動や体操、ぬるめのお風呂に入るなど、身体に適度な刺激を与えていくことが大切です。カイロプラクティックの施術も自律神経の調整には有効と言われます。自律神経のことで気になることがあればぜひご相談ください。

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