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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.6 オットマン

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.6 オットマン

慢性的な腰痛、何度も行ってしまうぎっくり腰など腰の痛みでお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。腰痛の原因はたくさん存在しますが、その中でも腰に負担のかかるイスというのもまたあります。

座るという行為だけを考えても立っている時よりは1.5倍の負荷を腰にかけており、知らない間に負担のかかっているイスに座ることで充分に腰痛を生み出してしまいます。そのような腰に負担のかかるイスに今回は番外ではありますが「オットマン」あります。

オットマンとはソファなどにセットで使われている「足置き」を指します。他にフットスツールなどと呼ばれることもあるみたいで、足置きにもそうですが、または補助用のイスにしたり、コーヒーテーブル代わりなどにも使用することがあります。しかし、この場合重要なのが足置きとして使用する時になります。

オットマンを足置きとして使うのはとてもいいことです。それは足を曲げたまま下におろしておくよりも、オットマンに乗せ、上に上げることで、足に向かう血流を少なくすることで、足の疲労やダルさを改善させますので、身体の疲れも軽減できるものです。

飛行機や電車での長旅などにもオットマンとは違いますが、前方座席や自分の座席の下に足置きが備えついていることがあり、そこに足を置いて長時間の移動に対し、少しでも疲労を取り除くために、使用することがあります。

これはこれでとても大事なものなので、足置きとしての役割を否定するものではありません。問題にしているのは「腰への負担」になるのです。

オットマンに足を乗せるという事は、言ってしまえば「長座」と一緒です。長座は以前にも指摘しましたが、腰への負担がかかりますので、あまりおススメできません。

足を伸ばして座ることで、腰椎は本来ある前彎を消失した形になるので、椎間板への荷重が強くなり、腰背部の筋肉を伸長させることで、腰への負担を増やしてしまいます。

オットマンを使って休んでいても、起きる時に腰が痛くなってしまっていては元も子もありません。ですから、オットマンを使用する時はやはり注意が必要になります。

足を休める為にオットマンを使用することは否定しません。むしろ、使用した方が長時間の移動には楽なものです。そこで大事なのが、使用する時間であります。

足を置いて休んでいる姿勢が長くなればなるほど、腰への負担が強くなります。ついつい足を乗せたままウトウトして寝てしまうと、起きたときには「痛っ!」となってしまいます。長い時間の使用は避けるようにしてください。

また、オットマン自体の高さも重要です。座っている座面の高さと一緒では足の高さも上がりがちになり、腰への負担も強くなります。可能なら少し低めのオットマンを使用してください。あまりにも足が伸びすぎたり上がり過ぎたりするのは腰への負荷を強めてしまいます。

オットマンは疲労を軽減するのに大切ですが、腰への負担もかけることがありますので、充分に気を付けてつかいましょう。江東区亀戸にある藤かめいど整体院では腰の痛みを予防するために生活習慣の改善を行っております。

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス【7】

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