• トップページ
  • 当整体院について
  • 料金・コース
  • よくある質問
  • アクセス
トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方 Part.7 とんび座り

腰痛にならないために普段から避けた方がいい座り方 Part.7 とんび座り

繰り返すぎっくり腰、慢性化する腰痛など腰の痛みでお悩みの方が多くいらっしゃいます。腰痛の原因はたくさん存在しますが、座り方が悪いことで腰への負担を増やしてしまうことがあります。

 通常、立っているより座っているだけでも1.5倍の負荷がかかっています。つまり、ただ普通に座るだけでも腰痛には繋がるものです。だからこそ、座り方に気を付けてほしいものですが、その中でも特に行ってほしい座り方が「とんび座り」になります。

 一応、便宜上「とんび座り」と書きましたが、この座り方の正式な名前はあるのでしょうか。

 要は座っている時に特に10代以下の女性が正座のように座りながら、かかとをお尻から外側にずらし、お尻自体は床に着いていて、膝は正面でくっつきながら、脚は外に開いている座り方です。

小さい女の子に見受けられる、イメージかもしれませんが「女の子らしい座り方」とでも言えるかもしれません。(私的には「お嬢様座り」と呼ぶことが多かったのですが、ネット的には「とんび座り」の方が多いので、以降「とんび座り」で記述します。)

このとんび座りはどちらかといえば、女の子がよく行う座り方で関節が男性より柔らかいからこそできるのかもしれません。

 しかし、「できる」から良いかと言えばそうでもありません。むしろ、できてしまうがために、身体に悪いこともあります。それがこの座り方であります。

この座り方では股関節と膝関節に負担をかけています。10代以下の女性であり女の子ならば関節の柔軟性があるからこそ可能な動きです。座り方を動きとして解析すれば股関節の極度な内旋と膝関節の過屈曲と内旋になります。

人間の股関節は軽度な外旋が一番安定する位置になります。少しがに股な感じです。

 スポーツ選手などがパワーを発揮する時に股関節の内旋動作をストレッチで行ったりすることはありますが、基本的に股関節は内旋位は不安定な位置にあります。その位置で固定してしまうのは股関節を不安定にしてしまいます。

また膝関節もそうです。膝関節の過屈曲は軟骨を傷つけると同時にさらに捻るように内旋しているのは膝関節を不安定にしてしまいます。

幼少期から青年期での出来事とはいえ無意識にしてしまうことは膝や股関節への問題になりがちです。

 腰への問題は腰への直接的な問題ではありません。腰には問題が無くても、膝や股関節に問題を抱えてしまってはやがて腰への問題に繋がってしまいます。膝や股関節を保護することも腰への負担につながります。

腰への為に直接的な問題は少ないですが、やがて負担に繋がりますので、あまり行わないようにしてください。気になることがあれば江東区亀戸にある当整体院までご相談ください。

ページトップへ戻る