「座っていて腰が痛い」「座り仕事で腰が痛くなる」「車の運転をしていると腰が痛くなる」など、座り仕事や座っていて腰が痛くなる方が少なくありません。それは多くの方が座るリスクを軽視しているのかもしれません。「えっ?そんなことで痛くなるの?」「それくらい大丈夫でしょ?」と言われることもありますがそれはやはりリスクを理解出来ていないのかもしれません。
例えば花粉症の人の辛さを花粉症ではない人はわかりません。花粉症の人は暖かくなってくると「今日は花粉飛んでるなぁ」と花粉の飛散量がわかります。しかし花粉症ではない人は花粉が飛んでることすらわかりませんので、「えっ?そうなの?」「大丈夫じゃない?」とつい軽い口調で言ってしまい、花粉症の人の辛さを理解できず激怒させてしまう時もあります。敏感な人はわかりやすいものですし、そうでない人はなかなか気づきづらいものです。
座っているときの腰への負担も座るリスクとして同じことが言えます。座ることで腰に小さな負担をかけていることを理解できるようになれば座るリスクを知っていただければ、ご自身でそのリスクを軽減させることもできますし、また腰痛を改善させることでお身体を守ることができます。当院でも座り仕事の方の為の腰痛克服整体や座り方教室などを行うのは知られづらい座るリスクを多くの方に知ってもらうためでもあります。これだけ座り仕事の方が腰痛になっている現状ではまだまだ座るリスクを理解できない状況がまだあります。しっかりとそれらを見直すことで腰痛からの脱却を図っていってほしいものです。
腰が痛くなるのも一朝一夕では起こりません。人間の腰も簡単には痛くならないように壊れないようにはできていますので、一回の衝撃で腰を壊すなら交通事故にでも遭わないと壊れることはありませんので、ほとんどの方の腰痛とは滴る水が岩に穴を空けていくように、小さいことを年月かけて行っていくのです。だからこそ、なかなか原因というのはわかりづらいものですが、座るリスクを考えていくことで本当の腰への負担を減らすことができるのです。
座っていて腰が痛い人や座り仕事で腰痛にお悩みの方は腰痛を治すことを行うだけではなく、しっかりと何故その腰の痛みが生まれたかという原因から考えなければ何度でも腰の痛みは生まれてしまいます。痛かったり痛くなくなったり、良かったり悪かったりを繰り返さないためにもしっかりと座るリスクを考えてほしいものです。多くの医療機関では痛いか痛くないかだけを行い、痛く亡くなったら「お大事に」や「また痛くなってから来てください」と放り出されてしまいますが「カイロプラクティック」はなぜ痛くなるかを考えて本当の意味ので根本からの改善を行っていきます。