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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.17 座敷

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.17 座敷

 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイスがあります。それはこれからの季節によく座る場所であり、知らず知らずのうちに腰の痛みの原因になってしまう所です。それは「イス」ではないかもしれませんが避けた方がいいのが「座敷」になります。

 これから忘年会や新年会で集まったり、正月や帰省で実家に帰ったり親戚に集まったりしたときに食事の時に集まる場所が「座敷」です。これが非常に腰に悪いのです。座敷に座るということは可能な限り避けてほしいものです。どうやっても腰が痛くなるしかないのです。

 座敷に座るということは男性ならば「あぐら」が多いですし、女性なら「正座」が多いものです。この場合特に男性の方が腰へのダメージはとても高いです。あぐらは以前にも書きましたが、あぐらをかくことは腰にとって普段から避けた方がいい座り方であるからです。

 あぐらの姿勢は腰の構造で一番大切な腰椎の前彎を消失させる形になります。本来ならば腰を支えるために一番重要な組織の椎間板を安定的に支えるのが「腰椎の前彎」です。この腰椎の前彎と言うのが腰にとってとても大切でこの形を保つことが腰を守るためのベストな形なのです。

 しかし腰椎の前彎が失われてしまうと腰の骨と骨の間位にある椎間板を上から潰す形になってしまいます。これは言ってしまえば椎間板ヘルニアになってしまう状態になるのです。

 胡坐をかくことによって自分の椎間板を潰しているのです。それでは椎間板で支える能力を失い、またその周囲にある関節の組織や取り囲む筋肉への負担も増えます。それが座敷に座っているときに知らず知らず行われているのです。

 「座敷に座る」⇒「あぐらをかく」⇒「長時間同じ姿勢」⇒「腰への負担が強い」

 とくに実家や親せきが集まる時には座敷が多いと思います。地方などで親戚が多く集まる過程では座敷に座卓で座布団を並べてみんながそこに座ります。そうなると楽しい集まりですのでワイワイとみんなで食べて飲んで盛り上がってあっという間に時間が過ぎてしまいます。そう腰に負担をかけている時間も長くなってしまうのです。

 年末年始に腰が痛くなったりぎっくり腰になる人が増えるのですが、「忘年会に行ってから腰が痛くなってきた」「実家に帰ってから腰が痛くなった」などおっしゃる方の話を詳しく聞いていているとほとんどが「座敷」での食事が多いです。

 座敷で飲む機会を減らすだけで腰が痛くなることが減ります。これは飲み行くときにお店の方が「お座敷とテーブルとありますがどちらにされますか?」と聞かれたら即座に「テーブルで」と応えましょう。

 腰の痛みやぎっくり腰で気になることがあれば江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください

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