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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 腰痛にならないために普段から避けたい Part.16「レ」のイス。

腰痛にならないために普段から避けたい Part.16「レ」のイス。

 「レ」のイスに座らない。「レ」の形のイスには座らないでください。

 「レ」の形とはカタカナの「レ」の字のように座る部分の座面の前方が後方より上がっている形を指します。このイスに普通に座ると、股関節より膝が持ち上がり背もたれに寄りかかるようになるので一見すると身体は楽そうに見えます。(お客様にも「イスの前方が上がっている方がゆったり座れていいんでしょ?」と聞かれることがあります。)

 しかし、イスの前方が上がっているイスにそのまま座ると、膝が持ち上がることで骨盤の後傾が起こり腰椎の前彎の消失を生んでしまいます。そうなると腰の椎間板や筋肉に通常よりも負担が強くなり知らず知らず、腰痛を生みやすくなってしまうのです。

 そしてこのイスの形状が問題になるのは、普段意識して座らないとなかなか気づきづらいものです。ちなみにもう一つ座ってはいけないのが「ひらがなの『し』のイス」になります。

 当院でもお客様にこのイスの違いを最初に説明しますが、反応は「?」という感じになります。しかし、座面が「フラットなイス」と「『レ』の字のイスが」当院に用意しているので、実際にこのイスに座って体感してもらうと納得頂けるみたいです。
 
 ただ「このイスが「レ」のイスですよ。」と言って座るだけですとわかりづらいものがあり、二つ比較して初めて納得する感じです。

 そして、一度この感覚がわかると、日常で意外とこの「レ」タイプのイスが多いことに気づきます。喫茶店であり、ベンチであり、オフィスのイスであり至る所にあります。「何もしていないのに、座っていて腰が痛くなる、肩こりが強くなる」方はこの「レ」のイスに座っている方いるかもしれません。

 腰の痛みやぎっくり腰になる時はいきなりなるものではありません。「何もしていないのに、いきなり痛くなった」とおっしゃる方が多いのも事実ですが、いきなり腰が痛くなるほどの負担をかけるには人並み外れた力がかからないと壊れるものではありません。

 多くの腰の痛みは「何もしていないのに、普通にしている」時に少しずつ蓄積していくものです。ちりも積もれば何とやらです。ちり単体では気づかないものですが、それが蓄積してくれば問題になります。

 腰の痛みの原因がわからない方やなかなか腰の痛みが治らない方の中には普通のことを気にしないで痛みだけを治そうとしている方も多いものです。

座り方教室~肩こり、腰痛、猫背でお悩みの方に

 座っているイスを選ぶ際に座面の形や角度が違うだけでも、それを知らず知らずに何年も何十年も使えば腰へのダメージを増やしてしまいます。座り仕事の方で知らず知らず肩こり腰痛に悩んでいる方は江東区亀戸にある当整体院までご相談ください。

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