• トップページ
  • 当整体院について
  • 料金・コース
  • よくある質問
  • アクセス
トップ > コラム記事一覧 > 身体の痛みや悩み > 背中の痛み、肩甲骨間の痛み~原因と改善方法~

背中の痛み、肩甲骨間の痛み~原因と改善方法~

 背中や肩甲骨間の痛みでお悩みの方がいらっしゃいます。特にぶつけたや捻ったなどの外傷的な原因が無いにも関わらず、痛みを感じることがあります。年配の方、特に女性ならば骨粗鬆症が原因の圧迫骨折による背中の痛みなど考えられますが、そうでない場合、多くは首に原因があることが多いものです。

 首に起こる疾患として、頸椎症や頸椎ヘルニアなどの代表的な疾患がありますし、また交通事故などのように首にかかる外力が起こりムチウチ損傷があります。

 頸椎症は首の骨である頸椎(けいつい)が加齢により、骨棘(こつきょく)と呼ばれるトゲ状のものが骨に起こり、神経などを刺激することで首の痛みや腕や手にしびれを起こします。頸椎ヘルニアは頸椎の椎間板が外側に膨らんだり、椎間板内にある髄核が飛び出て、周囲の組織を刺激し、痛みやしびれを引き起こします。

 以前に、ムチウチ損傷を起こしたことがある方は、首内部の靭帯や軟骨などの軟部組織と呼ばれる部分を損傷していることが多く、慢性的に首に対する違和感や痛みに悩まされます。

 また、最近ならば、デスクワークなどでパソコン仕事をする時間が増え、姿勢の悪化などから首に対する負荷が強くなり、首の痛みを訴える人が多いものです。

 首に対する負荷が増え、問題が起こる場合、首の周囲にある筋肉に強い負担がかかります。特に、斜角筋と呼ばれる首の横側にある筋肉に緊張を生じさせ、痛みを起こします。斜角筋に緊張を生じさせると、そこからトリガーポイントが発生し、関連痛や放散痛が生まれます。特に、斜角筋の関連痛は首から肩甲骨の間に抜けるように走行し、背中に痛みを感じさせます。

 つまり、背中に痛みを感じていても、実際に背中で問題が起こっている訳でもなく、首から派生していることが多いです。

 そこで、当院としては、背中の痛みで特に外傷などの原因が無い方は、首周囲の筋肉の緊張を緩和させ、凝り固まっている筋肉を緩めます。その後、首の関節の柔軟性をつけ、動きをつけながら、今度は背中の痛みを発生させないようにしていきます。

 デスクワークをされている方ならば、座り片や姿勢の見直しや、仕事をしているイスや机の高さなどの職場環境などもアドバイスしていくことで首への負担の軽減を目指します。また、知らず知らずに首に負担をかかえている生活習慣などの改善も行いながら、首回りのストレッチや体操などをお伝えして、ご自身でも首のケアができるようにしてまいります。

 背中の痛みや肩甲骨の間の痛みでお困りの方はぜひご相談ください。

ページトップへ戻る