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トップ > コラム記事一覧 > 身体の痛みや悩み > 立っていて、歩いていて腰が痛くなる~原因と改善方法~

立っていて、歩いていて腰が痛くなる~原因と改善方法~

 「立っていると腰が痛くなる」「立ち続けていると腰が痛い」「歩いていると腰が痛い」など、立っていたり、歩くことで腰が痛くなる方がいらっしゃいます。

 一番有名なのは年配の特に男性の方に多く見られる「腰部脊柱管狭窄」の代表的な症状です。「間欠跛行」と呼ばれ、歩くことで段々と腰が痛くなったり、足のしびれが出てきて、休んだり、しゃがんだり腰を屈めることで速やかに痛みやしびれが消えまた歩くことができます。しかし、また歩きはじめると出てくるものです。

 また「脊椎すべり症」を患っている方も経ち続けると痛みが増えています。腰椎の下部が上の椎体に比べ、前方に滑っているかのように変性してしまっている状態です。これらも立っている時などに痛みを感じやすいものです。

 もちろん、これらの関節や神経症状に陥っていなくても、ヒールを履いている女性などは腰のそりが強くなり、腰背部などを疲労させ、痛みを感じやすくさせてしまったりするものです。そして、これらのことが無い方でも立っている時の痛みを訴える方は多いものです。

 しかし、これらの問題を抱えてくると多くの方に共通していくのが背部の腰から太ももにかけての筋肉の緊張が強くなってまいります。これは腰に起こる痛みをかばったりするために起こる必然なのですが、特に太ももの緊張が強くなる傾向があります。庇うからこそ、出てくる張りであり緊張なのですが、これがまた痛みになってしまうことがあるのです。

 この太ももの裏の筋肉はハムストリングスと呼ばれる大腿二頭筋(だいたいにとうきん)半腱様筋(はんけんようきん)半膜様筋(はんまくようきん)の3つから成りたちます。この筋肉は上にあるお尻の筋肉=大臀筋(だいでんきん)や太ももの前にある筋肉=大腿四頭筋(だいたいしとうきん)に囲まれ常に負担を強いられている部分でもあります。よくスポーツ選手が「肉離れ」という筋肉の断裂を起こすのがこの部分であり問題になります。

 もちろん、腰が痛いというのが最優先なので、どうしても腰ばかりを気にしてしまうものですが、腰を守るために力が知らず知らず入ってしまうのですが、その事に気づかず、パンパンに張っている太ももの状態で、立ったり歩いたりという足に負荷のかかることをすれば、通常での痛みに加え、足の疲労も加わるので、痛みの悪循環が起こり、問題がなかなか改善されません。

 当院としては、立っていたり、歩いたりすることで腰が痛くなる方は腰の施術もそうですが、この太ももの緊張をカイロプラクティックのトリガーポイントテクニックを応用し、解放していきます。この太ももの張りをとることでも身体の負担が減っていくので、普段の上体が楽になっていきます。その後、ハムストリングスのストレッチ方法や、行ってはいけない注意事項などもお伝えして、改善に努めてまいります。

 「立っていると腰が痛くなる」「立ち続けていると腰が痛い」「歩いていると腰が痛い」など、立っていたり、歩くことで腰が痛くなる方はぜひご相談ください。

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