先週位から、首の痛みや肩のコリ感、そして背中や肩甲骨のハリ感を訴えられる20代から40代の方が非常に増えました。多くが「ドラゴンクエスト」をプレイされている方です。
これらはいらっしゃるお客様も充分にわかっている話でもあります。いらっしゃった時に「ドラクエやり過ぎた」と自己申告してくださる位ですから。
まぁでもマスコミ的なら「ドラクエ首」と呼んでも差支えがない位でしょう。先月に発売された「ドラゴンクエスト11」をプレイしている時の行動がやはり首肩、そして背中に負担をかけています。それはPS4で行おうが3DSで行おうが一緒です。
PS4のいわゆる「据え置きタイプ」ならば、多くの方がテレビがあるリビングかご自身の部屋で行います。
胡坐をかいているのか、ソファに座って前のめりなのか、はたまた、ソファの手前の部分にもたれかかるように行っているのかわかりませんが、頭の位置が前方に移動し、まるでのぞき込んでいるような首の形になってしまい、首や肩、そして背中の筋肉や関節に負担をかけてしまっています。
片や、3DSの「携帯タイプ」ではゲームを持って、どちらかといえば下を向いているような感じでプレイしています。頭を垂れているような感じでいるのは力学的にも、てこの原理が働いて、頭の重みが何倍もの重さになり、支えている首や肩や背中の負担は何倍も増幅されてしまいます。
どちらも頭の重みを首や肩そして背中の筋肉に著しく負担をかけ、筋肉の疲労や緊張、そして首の関節の負担になってしまい、重さや痛みを誘発してします。
そして、ゲームの展開が盛り上がっている状況やダンジョンの奥深くに入っているときはそれはもうゲームに集中し、時間を忘れます。楽しくて仕方ないし、のめりこんでいますから、身体のことなど忘れて、悪い姿勢のまま固まってしまいます。
さらに言えば、仕事や学校など忙しい中でも、夜遅くから始めており、気づけば2、3時過ぎているなどは普通で「明日休みだからいいか」など考えれば徹夜にもなります。そうすれば回復するための睡眠時間は少なくなり、ダメージはそのまま蓄積していきます。
まぁこれは「ドラクエ」だけに限った話ではありません。「覗き込んだり、下を向くような首の姿勢」だけでも首の痛みや肩こりを生み出してしまうのに「時間を忘れて没頭する」「睡眠時間を少なくなる」という条件が重なれば、当然問題となってしまいます。
この世に「ベホマ」はありません。「ゲームは1日1時間」という合言葉をぜひ身体の為にも思い出してください。首や肩の痛みや悩みで気になることがあれば江東区亀戸にある当整体院までご相談ください。