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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 身体に正しい座り姿勢を作るには骨盤の前傾が必要。

身体に正しい座り姿勢を作るには骨盤の前傾が必要。

「座り仕事で肩こりが辛い」
「座っていると腰が痛くなってくる」
「猫背で姿勢が悪い」

など座っている時に肩こりや腰の痛み、猫背など身体の悩みや痛みが気になる方が少なくありません。身体に正しい座り方を知らないで「普通に」座っていれば当然身体は知らず知らず負担が生じてしまうので首や肩、腰や姿勢が悪くなってしまいます。

 身体にとって正しく座るにはいくつかポイントがありますが、その一つに「骨盤を前傾させる」ことがあります。骨盤を前傾させて座らないと肩こりや腰の痛み、そして猫背のなどの身体の悩みは容易に生まれてしまいます。しっかりと骨盤を前傾させて座るようにしましょう。

 何故骨盤を前傾させなくてはいけないのでしょうか。それは骨盤とその上にある背骨が関係しているからです。

 まずは「骨盤」です。骨盤とはお尻の所にある背骨と両足の骨を繋いでいる関節になります。左右に大きい寛骨と真ん中に逆三角形の形をした仙骨、そしてその下の尾骨を合わせて骨盤と呼びます。とても大きい骨であり、最近では色々な雑誌やマスコミで話題となっている関節であります。

 この骨盤を横から見れば前に傾いているような状態を「前傾」といい、後ろに倒れているときは「後傾」と呼びます。

 通常人間が立っているときは骨盤は前傾しています。その骨盤の上に背骨が立ちS字のカーブを作って一番上にある頭蓋骨を支えているのです。

 そしてこの背骨のS字カーブが各関節の負担を逃がす役割をしているのでとても大切なものなのです。S字カーブは「腰椎の前彎、胸椎の後彎、そして頸椎の前彎」という3つのカーブが身体を支えるのに大切な役割をしているのです。

 そして、座る時にこの3つのカーブの出発になるのが骨盤の前傾になるのです。骨盤を前傾させて座ることは腰椎の前彎を作るので腰の負担が減ります。この骨盤の前傾が崩れ後傾になると3つのカーブ自体が失われてしまい、身体を支えるのに非常に負担となってしまうのです。

 肩こりや腰痛、そして猫背で悩まされている方のほとんどが骨盤の前傾を作らずに後傾させて座っているのです。または骨盤を後傾させるように強要してしまうイスに座っているので、気づかないうちに首や肩に負担を抱えてしまい、姿勢の悪化と共に色々な問題を訴えているのです。

 身体に正しく座る際には「骨盤の前傾させる」ように座りましょう。それが首や肩そして腰への負担を少なくし、きれいに座ることのできるポイントの一つになります。「身体に正しい座り方」を知りたい方は江東区亀戸にある当整体院までご相談ください。

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