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「治す」より「ならない」事が大切

 今新型コロナウイルスの対策として一番大切なのはコロナウイルスに感染しないことです。そのために不要不急な外出は控えたり、会社での仕事もリモートワークにしたり、3蜜になるような場所を避けるなどたくさんの方が努力をされ、行動を、意識を変えて生活をしております。

 それは「ならない」ようにすることが一番大切だからです。

 もちろんそれは新型コロナウイルスに対して有効なワクチンが無いことの裏返しかもしれませんが、それでもやはりそれが一番です。それはつまり「予防」です。

 江東区亀戸にある藤かめいど整体院の理念は「予防に優る治療なし」です。これは欧米のことわざ(日本的に言うと「転ばぬ先の杖」になります。)らしいのですが、まさにこのことを考えております。

 予防して病気にならないのが一番の治療であり、またそれでもし病気になったとしても予防して病気になる方と予防せずに病気になる方よりは重症化を防ぎ、回復にかかる日数も短く楽になるのです。

 当院として例をあげればぎっくり腰です。よくぎっくり腰はクセになると言われるほど、ぎっくり腰になる方は何度でもぎっくり腰になってしまうほど厄介なものです。

 ぎっくり腰の原因は明確ではありませんが、なりやすい人とそうでない人は確実にいますし、なりやすい要因というのはあります。重いものをもたなくてもいくらでもなるものです。

 ぎっくり腰でいらっしゃったお客様にはぎっくり腰の施術を行うと同時にぎっくり腰になりやすい方法や腰の仕組みをお伝えするようにしています。痛みだけがなくなるような対処療法は行いません。

「なぜぎっくり腰になったのか?」
「どうしたら早く改善するのか?」
「どうすれば2度とぎっくり腰にならなくなるのか?」

 痛みを早く治したい気持ちはわかりますが、これらを考えていきます。痛みだけがなくなり治った気持ちでいると、何故痛くなったからわからず、また痛くなったら来て治して貰えばいいと思う人もいるからです。

 やはり「治す」より「ならない」のが一番大切なのです。病気になればやはり色々なことで問題が生じます。治すのに時間を費やし、身体も辛い日々が続き、金銭面にもダメージが大きく、何重苦にもなってしまいます。それはやはりもったいないことです。

 もちろん病気のことでわからないことはあり100%防ぐことは無理かもしれませんが日々予防を続けることで大きなプラスを得ることはたくさんあります。

 予防はどうしても面倒くさい所もありますが、自分のこれからのためと考えれば良いことだらけです。今回の新型コロナウイルスの予防もとてもこれからの生活にプラスになることは増えてきますので、もう少しみんなで予防して「ならない」ようにしていきましょう。

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