腰が痛い時に身に助けとなるのが「コルセット」です。「病院、整形外科や接骨院で薦められたから買った」「薬局やドラッグストアでＣＭしているのを買った」などという方もぎっくり腰を経験している方では少なくありません。しかしコルセットの着用は果たして正しいものなのか。気になる人も多いようです。
・コルセットのメリット
・コルセットをするデメリット
・コルセットの使い分ける時
・まとめ
コルセットは腰が痛い人にとってはとても頼りになるものであります。コルセットをすることで腰への負担が減るので、腰が痛い人でもコルセットをしていればある程度の行動も可能になります。装着していると腰の痛みを忘れることができるので、痛い時にコルセットをすることはメリットがあります。
しかし、コルセットをするということはその分腰の機能を衰えさせてしまう時があります。
もしも１日腰が痛くてコルセットを装着しながら生活をしていた時、寝る前には外さなければなりません。その時、コルセットを外した時の腰に対する重力のかかり方は半端ないものであり、コルセットを外した時はいきなり痛みがやってくるのです。
それと言いますのもやはりコルセットを着けることによって腰を支えたり動かしたりする機能に支障が生じてきたり、支えたり動かしたりする筋肉は衰えてしまいます。コルセットは固定する力が強いのでどうしても普段の筋力が落ちやすくなります。
最近話題の宇宙空間ではないですが、重力の影響を受けないと筋力は著しく低下します。コルセットの中もある意味重力を受けることが少ないので筋力を使うことはありません。コルセットを着け続けてしまうと段々と筋力の低下が起こり身体を支えづらくなるのです。
コルセットはとても頼りになるものですから「コルセットしてるから楽。外すと痛くなる」と考えてしまうので、ますますコルセットを外すことをしなくなってしまいます。それでは身体本来の機能が失われてしまうのです。
ですからコルセットは特別な時だけ使用するようにしてほしいものです。例えば力作業をしなければいけない時や長時間車を運転しなければならない時(SAやPAなどに寄ることが難しい時)などやむを得ない時することはとても大切です。そういう時に限定で着けるようにしてほしいです。
「コルセットを着けると楽」「ついつい着けちゃう」など色々ありますが、コルセットの使用に関しては可能な限り着けないようにしてほしいものです。腰の痛みやぎっくり腰からの改善にはコルセットを使うよりは身体の正しい使い方を行うことによって痛みよりも早く腰の機能を回復させていく方が大切です。
気になることがあれば江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。
