多くの女性が年齢と共に気になるのがひざの痛みです。ある日突然階段を昇る時や降りる時、立ち上がる時などに膝の内側に痛みを感じるようになる時があります。
初めは痛みがあってもすぐに治ったり痛く無くなるので気にすることも少ないものですが、それが段々と痛みが出る時間や期間が長くなり、歩くのが辛くなったりしてしまいます。
そのようなひざの痛みが出ないように、また痛くならないように少しでも予防をしていく必要があります。
日常生活では多くの行動で膝に負担をかけていることがあります。一番わかりやすいのが「正座」でしょうか。多くの方がご存じのように正座は膝に負担をかけています。
正座はひざを360度に曲げて長時間体重をかけます。ひざの関節や筋肉に負担をかけ、若い時なら問題にならないでしょうが、やはり年齢と共に膝への負担が顕著に現れます。
正座は日本人の生活なら昔から行ってきたので、正座が習慣になってしまうので仕方のないことですが、可能ならば正座をする時間を少なくしてくことをおススメします。
ひざに負担のかかる正座をする生活を少なくしていくことで膝の痛みが出ることを減らしてほしいものです。
そして他に気にしてほしいのが脚の筋肉の疲労であり、そのうちの一つ、太ももの内側の筋肉の緊張です。
これまで多くの膝の痛みをお持ちのお客様と向き合ってきましたが、膝の痛みを訴える方のほとんどに、痛みが出る側の膝の上にある太ももの内側の筋肉(内転筋群)に過度の緊張がみられました。
ひざの痛みの原因の一つに筋肉の緊張があります。筋肉の緊張とは筋肉が縮みこんで痛みを生み出してしまう状態であり、ひざの内側の筋肉(内転筋群)は膝の痛みに関与します。
逆な言い方をすれば膝の痛みのない状態ではその太ももの内側の筋肉が緊張していることは少ないのものです。
知らず知らずこの太ももの内側の筋肉が緊張していることは多く、それが女性に多く見られるのです。
日本人の女性の多くは小さい頃より脚を閉じるように言われることがあります。「脚を開かないように」「女の子なんだから脚を閉じなさい」などです。スカートをはいている時ならば尚更です。
両膝をくっつけるのが当たり前のようになっているのです。無意識に両膝をくっつけるようにしていることは自然と太ももの内側の筋肉に力を入れて緊張させています。
それが日常であり、小さいことでも段々と動かすことがなければ緊張して固まっていく可能性があります。ひざの痛みを抱えている人の多くは太ももの内側の筋肉しかり、その周囲の筋肉も緊張させていることが多いです。
ご自身で筋力トレーニングやストレッチ、体操などをしながらも身体のケアをしていってほしいものです。ひざの痛みが気になる方やなかなか膝の痛みが治らない方はぜひ江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。