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トップ > コラム記事一覧 > 正しい座り方 > 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.1座椅子

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス Part.1座椅子

 腰痛やぎっくり腰でお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。腰痛を改善するために行ってほしいこともありますが、やはり腰痛にならないように予防してもらうことも大事と考えています。

 多くの方が腰痛になる要因を知らず知らずに生活の中から受けてしまっているので、腰痛にならないために生活習慣の見直しはおおススメするのですが、その生活習慣の中でも特に現代の生活では多くの時間を過ごす座る行為のなかで普段から避けてもらいたいイスがあります。

 腰痛にならないために普段から避けた方がいいイスの一つが「座椅子(ざいす)」です。多くの方が自宅のリビングや居間で使われていて、テレビを観たり、本を読んだり、家でリラックスしている時に座ります。

 確かに、床に座る際に背もたれがあり、身体を預けるように座ることで楽に過ごすことができるのですが、やはり腰の事を考えるとあまりおススメできるものではありません。

 座椅子に座り背もたれに寄りかかっている態勢が腰にとって負担がかかりやすいのです。座椅子に座っている時は背もたれに上体を預けているようになるので、腰への負担が少ないように少ないように感じますが、寄りかかっている時に腰自体は丸まったようになってしまっています。

 腰が丸まったようになってしまうことは腰にとって一番の負担であり、よく中腰は腰に悪いということを多くの方がおっしゃりますが、座椅子に座っているのは中腰の時とほぼ一緒の態勢なっているのです。

 腰が丸まっている時は腰を支える部分、椎間板や筋肉が不安定な位置を強いられてしまいます。

 腰には本来前彎と呼ばれる前にカーブした形で支えるようになっており、この前カーブがあることで椎間板やその周囲の筋肉に均等に荷重がかかるようになることで、この状況が生まれれば生まれるほど、腰にとって問題になります。

 椎間板は腰にとって大事な部分です。腰における疾患のほとんどがこの椎間板の変性から始まります。椎間板は丸まった状態でいると、椎間板の中にある髄核と呼ばれる物質が後ろ側に椎間板を押し出したり、負荷がかかり過ぎるとその椎間板を突き破ったりしてしまうのです。

 椎間板が押し出されたり、突き破った状態はいわゆる「椎間板ヘルニア」と呼ばれる疾患になりますから、もちろん負荷がかかったからといって、いきなりヘルニアになることは交通事故に遭う位の衝撃が腰にかからない限り起こりませんが、それでも少しずつこの負荷をかけていけばやはりヘルニアへと繋がってしまうのです。

 座椅子は日本人には馴染みが深く、愛用されている方も多いのですが、どうしても腰に負荷をかけてしまうことが多いので、すぐに止めるのは難しいでしょうが、徐々にでも減らしていただくと腰痛への予防に繋がります。

 気になることがあれば江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。

腰痛にならないために普段から避けた方がいいイス【2】

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