頭痛でお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。「頭の後ろのがズーンと重くなる」「こめかみがズキズキする」「頭痛がひどくて何も手がつけられない」などなど・・また症状の出方、頻度、間隔など人それぞれであり、なかなか頭痛が改善しない方も多いものです。
そこで、しっかりと頭痛の中身をその中でも特に多い「緊張性頭痛」と「片頭痛」について理解することが大事であります。
まずは「緊張性頭痛」です。
全ての頭痛の70~80%がこれに当たります。
痛みの表現としては・・・ズーンとした、重い、鈍痛などが基本。
痛みの原因としては・・・首、肩、周りの筋肉の過度の縮みこみ(緊張)。
要因としては・・・・悪い姿勢(猫背、座り方が悪い)から起こる筋肉や、ストレス(緊張、不安など)による身体の緊張
痛みの箇所は・・・・頭部全体、後頭部、こめかみ、目の奥などいたるところに出現
そして、「片頭痛」です。
痛みの表現としては・・・・ズキズキした、拍動するなどが多い。
痛みの原因は・・・頭部の血管の収縮がリバウンドし拡張して他の組織を圧迫
要因としては・・・・食べ物、ストレスなど・・
痛みの箇所・・・・片頭痛という名から片側のみと思われがちですが、両側に出る方も多い。
特徴は・・・・前駆症状がある(これから頭痛が来るのがわかる2、30分前位)。月1~2回に起こる。
そして、この2つの緊張性頭痛と片頭痛を混同しがちになります。頭痛の対処にしてもこの2つの違いを理解しないと、頭痛が悪化することがあるのです。片頭痛の方に痛いからといって、お風呂に入ったり、マッサージしたりすると余計に血管が拡張するので痛みが増すことがあります。緊張性頭痛の方では痛いから寝たりすることで逆に筋肉の縮みこみが続くので、悪化します。
しかし、これもよくわかる話なのです。というのは、両方は明確な線引きで分かれているものではなく、根底には同じ原因があるもので、両方を一緒に併発する方は多いからです。その原因は二つに共通する「悪い姿勢による筋肉の縮みこみ(緊張)」と「ストレス」です。そして、実はこの原因や症状の出方をしっかり理解し、うまくコントロールすることで頭痛から解放されます。
当院では、カイロプラクティックのテクニックを使い、「首肩の筋肉の縮みこみ」をとり、首肩の緊張を和らげていきます。その後に「悪い姿勢」にならないように「座り方」の話していきます。座り方を変えていき、「頭痛にならない」身体つくりを目指します。そして、頭痛を引き起こす生活習慣やストレスへの対処などをこれまでの豊富な施術経験を基にわかりやすくお話しいたします。
ぜひ、「頭痛」でお悩みの方はご相談ください。