長年の腰の痛みや繰り返すぎっくり腰でお悩みの方やまたはこれからのご自身の腰に不安を抱えている方でよく聞かれる質問の一つに「太っているから腰が痛くなるんでしょ？」というものがあります。
確かに痩せている方より太っている方の方が腰にかかる負担や重量が大きくなりそうなので、腰の痛みやぎっくり腰になりそうなイメージがあるかと思います。しかし、腰の痛みやぎっくり腰と体重は因果関係はないと言っても過言ではありません。
基本的には太っている人の方がぎっくり腰になりやすいかというとそうではありません。痩せてる人も太っている人もみなさん腰の痛みやぎっくり腰にはなる可能性はあります。
私もこれまで多くのぎっくり腰の方を施術してきましたが、多くはむしろ痩せている方であったり、普通の体形の方が圧倒的にです。太っている人の方が多いということはありません。これはあくまでイメージというかレッテルに近いものです。
あとは太っている人の言い訳と言ってしまうと失礼かもしれませんが「私、太っているから腰が痛くなりやすい」とつい聞いてしまうとつい納得してしまいそうですが、あまり体重と腰痛は気にしなくていいものです。
例えば、もしも単純に太っている人が腰痛になりやすいというものでもあれば、お相撲さんなんかは職業としてやっていられなくなってしまうものでしょう。
もちろんお相撲さんは鍛えているという部分もありますが、あれだけの体重があるならば腰の痛みやぎっくり腰ばかりで取り組みどころではありません。また膝や足の関節などのケガで休場は多いでしょうが、腰痛での休場というものもあまり聞きません。
また、病院などの医療機関では腰の痛みやぎっくり腰の方に「体重を落とすように」と伝えていることが多いみたいですが、それは腰の痛みのためというよりは生活習慣病を危惧しているように思えます。
体重の多い人に対して色々な身体の問題が年齢を重ねることで違う身体の問題が起こることを予防するために「体重を落とすように」と言っているのが、体重と腰痛に結びついてることが多い方御思います。
「太っているから腰痛になるんでしょ？」「体重を落とさないと腰痛治らないんでしょ？」などよく聞かされる質問ですが、腰の痛みやぎっくり腰を改善させることや２度と腰痛にならないためにするためにも「体重を落とす」必要はありません。
また体重が落ちたからといって腰痛にならないということもないからです。体重と腰痛の関係はまったく違う問題ですので気にしないでください。
腰の痛みやぎっくり腰から早期改善するためには、また２度と痛くならないようにするためには「体重を減らす」ことよりもしっかりと身体の手入れや予防に取り組んでもらうことが大切になりますので、ぜひ腰のことでお悩みの方は江東区亀戸にある藤かめいど整体院までぜひご相談ください。
2018.06.19記載 2022.10.31改訂
