普段何気ないことでも身体が健康な時は気にしないものですが、身体の調子が悪い時はちょっとしたことでも身体に負担に感じることがあります。ぎっくり腰になったと思った時、またはぎっくり腰から治る過程の際に普段なら負担にならない些細な事でも腰が痛くなってしまうことがあります。それが「くしゃみ」です。
くしゃみとは、
鼻毛と粘膜、このふたつのおかげで、かなりきれいな空気を体の中に送りこむことができます。ところで、この小さなゴミが鼻の粘膜の中にある神経(しんけい)を刺激(しげき)することがあります。 刺激された神経は、粘膜についたゴミをふりおとして外に出そうとして、おもいきり息をはきだします。 これがくしゃみなのです。(「どうしてくしゃみがでるの」から引用)
くしゃみ自体は日常誰でも普通に起こる身体の生理現象です。異物から身体を守るために起こるものですが、このくしゃみ一つでも腰にとっては相当な負担がかかっているのです。
ぎっくり腰で来院されたお客様には早く改善するために日常生活で気を付けなければいけないことをお伝えしています。
例えば「屈むことを徹底的にしない」ことや「低い所には座らない」などこれも普段から何気なく行ってしまうことですが、さりげなく腰に負担のかかることになるので、ぎっくり腰の時は特に厳重注意としてお伝えしています。
腰に直接負担のかかることを一通り説明した後、必ず補足としてお伝えするのがこのくしゃみです。たかがくしゃみですが、されどくしゃみなのです。このくしゃみ一つで腰を壊すことが可能なほど破壊力が強いものなのです。
某有名人の方が入浴中にくしゃみをしてそのまま風呂場に倒れてしまい、救急車で運ばれたら椎間板ヘルニアだったと話をされていました。一歩間違えるとくしゃみの圧力が腰の椎間板をこわしてしまうくらいの力をもっているのです。
ただでさえ、腰が痛い場合、ちょっとしたことでも負担に感じてしまいます。しかしこのくしゃみの事実を知らなくて侮ってしまえばとんでもないことになります。以前に施術をしていたお客様でも残念ながらこの事実をお伝えしていたのですが「やってしまいましたぁ」と言って次の日来院された方もいらっしゃいました。
普段何気ないことでも大変な負荷がかかっていることはたくさんあります。健康な時は気づかない事でもひとたび身体に問題が生じている時は普段は気にしなかったことが大変な負荷に感じてしまうものです。
理想を言えば普段から気を付けることが出来ればいいのですが、やはりそれもなかなか難しいものです。腰の痛みで気になることがあれば江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。