ヨギボーは非常に人気の商品です。アメリカ発のクッションでその大きさから部屋に置いておくことで色々な座り方や寝転ぶことによってリラックスできるクッションです。
販売店やショッピッングセンターなども多く見かけます。しかし、そのヨギボーは腰に負担がかかりやすいので、注意してほしい商品の一つです。
ヨギボーはアメリカで生まれ、創業者の方が妊娠中の妻が楽にうつぶせで寝れるように作られたビーズクッションです。
その大きさや形状から様々な形に変えられることで色々な座り方や寝方ができ「人をダメにするクッション」という呼ばれ方もしています。
確かに商品をみていてビーズクッションがとても気持ちよさそうだなぁという印象があります。若い人の多くが欲しがる理由もなんとなくわかります。気持ちよさそうですから。
しかし気持ちよさそうと腰への負担は反比例することがほとんどで、私自身「座れないなぁ」と思えるものでした。
まずやはり腰にとって負担のかかることの絶対条件である座る時に腰椎の前彎が失われてしまうことです。
腰は腰椎の前彎という腰を支えるのに一番安定するポジションがあるのですが、これが失われてしまうと、腰椎の中にある椎間板に負担をかけてしまい椎間板を潰すので下手をするとヘルニアを作りだしてしまうのです。
ソファやクッションなどは腰椎の前彎を失いやすいイスです。これらは座面の形が凹んでいるのイスです。それは「お尻を包み込むような」または「お尻の形に合うような」という表現されるものが多いのですが、これほとんど腰に負担になります。
またもう一つ腰に良くないのが座る面の低さになります。低いイスも自然と腰に負担を作ります。低いイスに座れば膝の位置が股関節より上がるので、自然と腰が丸まってしまいます。
床や座椅子、また体育座りやあぐらなどもこれに当てはまります。
腰椎の前彎が失われてしまう座面が凹んでいるクッションやソファ、そして座る位置が低くなってしまうものは腰にとっておススメできるものではありません。
腰に不安がない人や若くてこしが丈夫な人は使用してもよいかもしれませんが、腰のことが気になる方やぎっくり腰を1度でもなったことがある方は、ヨギボーはあまり使用する頻度を少なくすることをおススメします。
まとめ
ヨギボーは人気のある商品ですが、腰に負担のかかりやすい形状なので、腰に不安のない人や若い人にはお勧めできても、腰に不安のある人や腰痛持ちの方は避けた方が良いと思います。
腰にとって負担の少ないイスや正しい座り方が気になることがあれば江東区亀戸にある藤かめいど整体院までご相談ください。