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トップ > コラム記事一覧 > 膝や脚の悩み > 歩くと膝が痛い。

歩くと膝が痛い。

 膝の痛みでお悩みの方が膝の痛みは「足腰の筋力が衰えている」からと思い「ウォーキングを始めていく」と歩いていて「膝が痛い」歩くと膝が痛いなかなか良くならないという方がいらっしゃいます。

 確かに膝の痛みに筋力を強化することは大切ですが、それは膝の痛みの原因や問題、改善方法がいくつか勘違いしていることがあります。

 まずは「膝の痛み」ですが、筋力不足は確かに考えられます。特に女性の方で年齢を重ねていくと筋力の低下が起こります。膝の痛みの多くは膝に負荷がかかる時に起こります。膝を支える脚の筋肉が一定以上の筋力があれば支えることができ、痛みになることも少なくなります。

 筋力の低下筋力の強化は膝の痛みの改善には役立ちますがそれよりも先に考えてほしいのが脚の筋肉の疲労です。

 疲労は筋肉を緊張させてしまうので、緊張自体が痛みを生み出したり、その緊張によって付いている筋肉が繋いでいる関節に影響を与え、その関節自体に問題は無いのにさも関節が痛くなっているように感じさせてしまうことがあります。

 脚の筋肉の疲労は、特に太ももの裏のハムストリングスやふくらはぎの筋肉の疲労が強い方が多いです。日常生活を送るうえで筋肉の疲労に気づくのは非常に難しいものです。

 わかりやすく言えば肩こりでしょうが肩こりもご自身で「肩こり」だと認識できている人も少なく、「肩こりなんてない」とおっしゃる方の方が多いものです。ご自身で非常に筋肉の緊張を理解するのは難しいものです。

 筋肉の緊張を判断する一つとして「触って硬い」というものがありますが(もちろん硬いから肩こりという単純なものでは無いですが)膝が痛いとおっしゃる方のふくらはぎや太ももの裏を施術していくと触って硬い感じ、つまり緊張の強さが伺えます。

 緊張が強いということはその筋肉は疲労しているので力を出すのも大変ですし、また関節が痛く感じてしまうのです。

 例えば思いっきり腕を酷使した状態でさらに何か重いものを持とうしたら肩や肘が痛いと訴えます。酷使している筋肉を痛いということはありません。関節の方が痛いと感じてしまうのです。

 それが脚で起こっている方は多いのです。膝の痛みが実際は膝の問題や軟骨の問題ではなく、筋力不足よりも先にふくらはぎや太ももの裏の筋肉が疲労し緊張していることで、歩く時に脚の筋肉で支えることが難しいので膝が痛いように感じている方は結構いらっしゃいます。

 「歩くと膝が痛い」と感じる方はぜひ一度足の筋肉を手入してみてはいかがでしょうか。

 江東区亀戸にある藤かめいど整体院では「膝の痛み、悩み改善コース」がございます。お気軽にお問い合わせください。

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