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トップ > コラム記事一覧 > 身体の話。 > 歩くのは健康には良いですが…

歩くのは健康には良いですが…

 「歩くのは健康に良い」というのは周知の事実であり、散歩やウォーキングなどを趣味や日課にされている方も少なくありません。ポケモンGOやドラクエウォークみたいな位置情報を使ったゲームアプリなどもあり、気軽にお金もかけずに誰でもいつでもできるものとして親しまれています。

 昨今の新型コロナウィルス対策として、緊急事態宣言が昨年よりほとんどの時期に発令されており、企業ではリモートワークは最早必須になっています。

 当整体院にいらっしゃるお客様の中にも昨年よりリモートワークになっている方も多く、通勤するという方はコロナ禍以前に比べたら大分少なくなっています。(一昔前に「通勤地獄」という言葉もありましたが、今では違う意味に取られるのかもしれません)

 リモートワークが当たり前になってきている状況ですと、多くの方はやはり「歩く」といのが必然的に減ってきています。歩くのは健康に良いとは分かっていながらも通勤という駅まで、会社まで、ランチ買いになどなど歩いていたことですらほとんど少なくなり、非常に健康にとっては良くない状況になっています。

 そもそも歩くことは何が良いかと言えば、全身の骨を刺激して血液を作り、脚の筋肉を動かすことで、全身の血液の循環を促します。体内では常に細胞が活動しており、色々な栄養や酸素を血液から受け取り、老廃物や二酸化炭素を血液に回収してもらい元気になっていくのです。

 またリモートワークで座る時間の増加はエコノミークラス症候群なども引き起こしやすくなり、適度に歩くことでこれらの改善も図れます。

 ただし健康のために歩くというのはとても大切なのですが、その歩くことが全てにおいて万能かといと少し違ってきます。中には「歩いているから大丈夫」と歩くことを過信しているような表現をする人もいらっしゃいます。

 歩くのは健康に良いですが万能ではありません。とくに気をつけたいのが「膝の痛みを持っている方」と「足腰の筋肉を付けたい」と思っている方です。

 この2つは問題としては似ていて「膝が痛い→足腰の筋肉が弱い→歩く」と思う方がいらっしゃるのですが、膝の痛みは膝自体の問題やまた膝をかばう筋肉の問題があるので、歩くことで余計な負荷を逆にかけてしまうことがあります。

 また足腰の強化は歩くというよりは脚の筋力トレーニングが適しています。あくまでも歩くことは筋肉を動かしますが体内の循環を上げることの意味は大きいのです。また歩くことによって脚の筋肉を疲労させてしまいます。

 歩くことは健康に良いですが、取り組みを間違えてしまうと逆効果になります。しっかり目的や意図を理解して健康を作りましょう。気になることがあれば江東区亀戸にある藤かめいど整体院では「膝の痛み改善コース」がございますのでぜひご相談ください。

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